46歳で新築マンションを購入したケイティです。
これまでは賃貸を渡り歩いていたので照明選びとは無縁な人生でした。幸運なことに電球が切れたのもお風呂の電球が1回だけ。現物を持っていって店員さんに探してもらったので、照明の知識はゼロ!
照明選びはデザインだけではなく、お部屋に合わせた明るさや照明によって電球の口金が変わるなど一筋縄ではいかず、かなりの時間とエネルギーを費やしてしまいました。
今回の記事は私がYouTubeやネットで得た知識、照明の基本の「き」をシェアしていきながら、最後に私が悩みに悩み、こだわりまくった12畳のLDKの照明を披露いたします。
前半はすでに照明の知識のある方には必要のない話が続きますので、飛ばして目次3の「最終的に選んだ照明はこちら!」からご覧いただければうれしいです。
照明はデザインより先に必要な明るさを調べよう
照明を探すとき、まずデザインから入ってしまいますよね。でも逸る気持ちを抑えてまずは設置するお部屋に必要な明るさを確認しましょう。
電球には「ワット」と「ルーメン(lm)」の2種類の表記があります。
- ワットは消費電力の単位 厳密には照度を表す単位ではないがワット数と明るさは比例する
- ルーメンは日本電球工業会が定めたLEDの全光束(光の量)の単位
LEDは白熱電球と比べると同じ明るさでも消費電力が少ないため、ワットを実数で表記すると誤解を与えてしまいますよね。そのため「〇〇W相当」という表記をしていました。しかし曖昧さ故、メーカーにより違いがありトラブルも起こっていたため、ルーメンが誕生しました。
しかしまだルーメンが浸透してなくイメージが難しいため、「全光束〇〇ルーメン」に「〇〇W(形)相当」を補助として書いてくれている電球が多いようです。
日本電球工業会が「電球形LED性能表示等のガイドライン」で代替表示の方法を定めています。
- 20形 lm以上
- 40形 485lm以上
- 60形 810lm以上
- 100形 1520lm以上
お部屋の大きさと必要なワット数は、1畳につき40W程度。LEDを選ばれる人は上のガイドラインを参考にしてください。
しかし最近のLDKは照明が1ヵ所だけでなく、ダウンライトやダウンライトなどを設置している場合が多いので、その分を引き算して選んでくださいね。
照明選びで絶対に確認してほしい3点
天井配線器具の形と耐荷重
天井ににある配線器具。これにはいくつか種類があり、照明によって取り付けられないものもあります。
照明の説明には必ず取り付け可能な配線器具と天井の形状が記されているので、お部屋の配線器具に合うか確認をしてください。
そして配線器具によって耐荷重も決まっているので、照明の重量もオーバーしないようにチェックしましょう。
電球は交換可能か一体型か
私は第一候補だったアートワークスタジオの“Glow LEDシーリングランプ”を諦めました。理由はLEDが内蔵されているタイプの照明だったため、電球が切れると照明を買い替える必要があるからです。
40,000万時間使用できると書いてあったので、24時間使用しても4年以上使えることにはなるけど、やはり気に入って購入する照明だから電球を交換しながら10年くらいは使いたいですね。
何ワットまで使える照明か
照明には何ワット(W)の電球まで使えるのか、ワット数の上限が書かれています。これを定格消費電力といいます。
このワット(W)数は明るさではなく消費電力のことなので、白熱球の40WとLEDの40W相当は同じ明るさでも、LEDの消費電力は6W以下になります。すごく経済的ですよね。
こちらはダイニングテーブルの上のペンダントライトです。IKEAで購入したものですが、こちらの定格消費電力は22Wと記載されています。取り付けたLED電球の消費電力は3Wでした。
最終的に選んだ照明はこちら!
当初は全く候補に挙がっていなかったスポットライトをリビング照明に選びました。
オシャレなインテリアをネットで見ている時に、「これだ!」と思ったお部屋についていたのがホワイトのスポットライトでした。
YouTubeで共同照明さんの存在を知り、ダクトレールとスポットライトとLED電球を楽天で購入しました。
私が購入したダクトレールの長さは1.5m。1mのものもあったけど、部屋の横幅が約3.5mだったの1.5mの方がバランスが良いだろうということで決めました。色は私が選んだホワイトの他にブラックもあります。
スポットライトはデザインが豊富で迷いました。
私がスポットライトに求めたのは角度が調節できる事とLED電球が交換できる事。そして電球に求めたのは調光ができる事。それを全部叶えてくれたのが共同照明さんのこちらのセットでした。
このリモコンが優秀で、上の2つのボタンでON・OFFができ、真ん中のサークルの部分の4つのボタンは上下が明るさの強弱、右が昼光色(白色)左が電球色(暖色)の調整ができます。夜でも活動している時間帯は昼光色を強めに、寝る前のくつろいでる時間は眠りの準備に入れるように暖色にするなど、今の生活には欠かせない存在になっています。
ちなみに下の数字の書いてあるボタンは、スポットライトを一つずつ登録して個別でON・OFFができるのですが、面倒くさがりな私はすべて①で統一してます(笑)
今回のブログは照明選びの基本を素人がまとめたので説明不足な部分があると思いますので、詳しくはメーカーさんのサイトや専門のサイトでご確認ください。
リビングは自身がくつろぐ空間であり、お客様をもてなす空間でもあります。みなさんもお気に入りの照明を探し出して、素敵な空間を作ってくださいね!
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