【おひとり様の新築マンション購入】諸費用の内訳を実際の金額で解説

こんにちは46歳で新築マンションを購入したおひとり様のケイティです。

マンションを探している時、物件と同じくらい気になるのが物件価格以外にいくら必要かじゃないでしょうか。調べてみると新築マンションの場合は物件価格の3~5%とわかるんだけど、詳細の説明が難しくて理解することを断念。実際には流れに身を任せ、数字が積みあがっていった感じです。

そんな失敗も踏まえ、現在マイホームを検討している人へ少しでもわかりやすい情報提供ができたらと、私が実際に支払った諸費用を公開します。

ですが私は不動産のプロではなく、ただの購入者の一人なので説明が下手だったり間違っているかもしれませんが、支払った金額は正しいのでご安心を!

※金額はおおよその金額を表示し、合計金額で帳尻を合わせています。

目次

新築マンション諸費用総額は?

はじめに私が実際に支払った新築マンションの諸費用の総額をお伝えしておきますね。

物件価格 約3,500万円
諸費用合計 約110万円

物件価格の3%を少し超えるくらいとなりました。

物件にかかる諸費用

売買契約書の印紙代

10,000円

購入の意向を伝えたその日に支払いました。

1週間後に正式な売買契約の締結をするので、事前に支払います。令和9年3月31日までの作成分は軽減措置の対象になるので、通常よりお得な金額です。また、印紙代は物件の価格によって金額がかわります。

1,000万~5,000万以下:2万円→1万円
5,000万~1億円以下:6万円→3万円
1億~5億円以下:10万円→6万円

登記費用

160,000円

不動産を登記するための登録手数料です。

  • 建物表題部の登記費用
  • 所有権の登記費用
  • 報酬(家屋調査会社、司法書士事務所)

マンションのデベロッパーが全て手配してくれているので、私が動く必要はありません。

事務手数料

55,000円

デベロッパーへの手数料。
これは納得いかずデベの担当者にもなぜ必要なのか聞いたんだけど、「お支払いいただかないといけない」の一点張り。住宅ローンの事務手数料ならわかるけど、私は提携ローンも利用してないし・・・。

具体的な事を教えてくれたなかったので、今でもモヤモヤが残る費用です。

修繕積立基金、管理準備金

510,000円

新築マンションを購入する時のみ必要な費用です。

修繕積立基金

将来の大規模修繕に備えるための費用。
相場は20万~80万円。マンションの規模やグレード、専有面積で金額は様々。

管理準備金

マンション管理をスタートさせるための備品の購入や火災保険などに使われる。

私のマンションは規模が小さいので専有面積やグレードから考えると高めだと思います。

固定資産税清算金

18,000円

令和5年の9月に入居したので、そこから12月31日までの固定資産税(土地のみ)を負担します。

住宅ローンにかかる諸費用

ローン取扱手数料

242,000円

「定額型」と「定率型」の2種類があり選択できます。私は定率型にしました。

定額型

借入額にがいくらいでも手数料の金額は固定されている。数万円~で金融機関によって異なる。

定率型

借入額の2.2%の金融機関が多い。

定額型の方がお得に見えますが、保証料が金利に上乗せされるのでご注意を。私の契約した金融機関は0.2%上乗せでした。

借入額が多い場合、費用がかさんでしまいますね。

抵当権登記費用

72,000円

抵当権設定のための費用と司法書士の費用の合計です。

デベロッパー経由の司法書士の方が良心的だったような気がします。デベの担当者が金融機関にお願いしてくれたのですが、私が利用した金融機関は提携の司法書士が決まっており変更できませんでした。

電子契約手数料

5,500円

住宅ローンを書面ではなく電子契約にしたため印紙代はカットできますが、電子契約のための費用がかかります。

私の場合、印紙代は2万円になるので電子契約の方がお得です。

振込手数料

1,320円

ローンを実行する時に金融機関からデベロッパーへ送金する時の手数料。
地味に痛いですね。

火災保険・地震保険

24,000円

住宅ローンを契約するには火災保険が必須になります。

この金額は5年分で、自分でも心配になるくらいお安い契約。ちなみにソニー損保です。新築で高層階だったので、かなりそぎ落とした契約内容です。

地震保険は地域によって保険費用が大きく変わるようで、費用が抑え目な地域だったのも影響しました。

補足とまとめ

物件にかかる費用の補足をします。

私は免除になったため費用には書きませんでしたが、不動産取得税という費用があります。

固定資産税評価額×4%(現在は軽減税率で3%)で計算されます。

ですが現在、一定の要件を満たせば軽減措置として1,200万円が控除されます。私のマイホームは固定資産税評価額が1,200万円を超えなかったため0円となったのです。

最後にまとめを。

諸経費が3%に抑えられた理由は「ローン取扱手数料」の部分が大きいようです。私は収入が少ないものの前職で身を粉にして働いた結果、貯蓄だけはあったので頭金をまとめて入れました。そのため手数料を抑えることができました。

もし頭金を抑えて3,000万円借入れたとすると66万円の手数料になるので、諸費用は4%を超えることになります。

頭金をまとめていれることに否定的な意見が多いですが、個人的な意見としては頭金を入れる方が費用だけでなく月々の負担も減らすことができるのでオススメです。

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