【マンション購入から1年】反省、住宅ローンに呪縛された生活

長く続く線路

新築マンションの購入から1年が経ちました。すべてが順調だと思っていた矢先、親友からある指摘を受けました。

自分では気づかなかったネガティブな変化。私のように独身で住宅ローンを抱えている人、これから住宅ローンを契約しようとしてる人、悪い見本としてぜひご覧になってみてください。

それでは住宅ローンへの心構えの転換となった出来事をシェアします。

目次

堪りかねた親友の発言

新築マンションを購入して1年が経ったある日、親友から衝撃なLINEが届いた。

「この一年ずーっとローンを気にしすぎて、ケイティらしくないよ。私もローンは絶対向いてないけど、ケイティも向いてないわ。」

出会って四半世紀、良いことも悪いことも指摘し合える親友です。マンション購入については大賛成で応援してくれてました。そう思ってたのに・・・胸が締め付けられた。

彼女は一時の感情で発言することはないので、ずっと気になったいたんだろうな。

このLINEが届いたのは私のLINEを受けての事。その時、数万円だけど臨時収入が入ったので繰上げ返済に回すべきか相談のメッセージを送った。また次の金利見直しで0.15%上がることが決定したので焦りもあり、たった数万円でも早く減らしたかった。

冷静に考えれば、数万円を繰上げ返済しても大きな効果はない。入金する手間や返済のスマホ操作をする手間を考えれば効率が悪い。

思い返せば、一緒にショッピングに行った時も

ケイティ

この服買うなら繰上げ返済した方がいいわ。
我慢しよう!

と散々迷ったあげく諦めた。気づけば「私はローンを抱えているから」が口癖のようになっていた。

金銭面で神経質になっていた

前職は収入が良かったので計画的に貯蓄することもなく、退職時には数千万円の資産がありました。当時の私は値札も見ないで服を試着し、会計時に「ひぇー」となりながらも購入したり、年2回の海外旅行、あまり乗らないのに新車を2台も買ったりしてた。

その時の私を見ていた親友は、転職後収入が減った私が生活水準を落とせるか心配だったらしい。でも有難いことに30半ばくらいから物欲は失せていたので収入内で生活ができた。それでも本当に欲しいものや旅行はやり繰りして叶えた。貯蓄はおろそかになってたけどね。

ところがマンションを購入時に何千万という金額を頭金へ回した。

  • なるべく早く住宅ローンを完済したい
  • 一円でも利息を減らしたい
  • 早く資産を増やさなくちゃ

こんな事が私の頭を占めていた。

「まとまった資産は心の安定剤だったんだよ。それがなくなったから動揺してるだけだよ。」
「そんなに生活困ってる?私が見てる限りそんなことなさそうだけど」

親友はその後もこのようなメッセージを続けた。

私は本当に生活に困ってるのか?

住宅ローンの返済開始から1年の間、物価の高騰で悲鳴をあげたくなったのは事実です。いちごを食べたいのに高くて諦めたり。無洗米から普通のお米にしたり。そんな些細な節約はいくつかあります。

でも今年の初めには海外旅行へ行ったし、顔のシミ取り(もうアラフィフなので・・・)も2回、そして最近は腰痛が気になったので大谷選手がモデルをしてる西川AiR(マットレス)を購入したり。

なんやかんやと自分の希望は叶えていることに気づいた。これって毎日の些細な節約の賜物なんだよね。

年収350万円。
決して贅沢はできないけど、マイホームがあり、食事ができ、自分のケアもできる。スローペースだけど資産形成も進んでる。

身の丈に合った暮らしができてるようです。

自分らしさを失わない住宅ローンライフ

親友が言った通り、資産という心の安定剤をなくしたことで自分がすごく貧しくなったように感じ、現状を打破するために焦っていたことに気づきました。

現状の打破=住宅ローン早期完済

常に繰上げ返済が頭に浮かぶ。投資の状況も毎日チェックし一喜一憂してしまう。普通預金にいくら入ってるかも把握してなかった時と180度変わってしまった今の私。

親友からの叱責?助言?は傷ついたけど、目を覚ますきっかけになりました。

それ以降は投資状況を毎日ではなく、週に1回土曜日だけチェックすることにしました。繰上げ返済も少額はしない!100万円単位と決めました。

繰上げ返済に取りつかれた結果、1年目は借入の15%分を返済しました。うれしいけど心が貧しくなるのはもう懲り懲り。

ということで、住宅ローン返済2年目の合言葉は「ケセラセラ」に決定!

お金は人生を楽しむためのもの。何かを我慢してまで繰上げ返済をするのは違う気がします。私の場合、繰上げ返済をしなくても在職中に完済できるスケジュールです。

今をたっぷりと楽しみながら、住宅ローンとお付き合いしていこうと思わせてくれた親友に感謝です。

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