46歳の時に独身で新築マンションを購入したケイティです。
マンションを探す時に大変お世話になったSUUMOさんのサイトや駅に置いてるフリーペーパー。多くの物件を比べながら見ることができるのでヘビーユーザーだったんだけど、ひとつ言いたいことがあります。
“価格未定”って何なん?
新築マンションを探してるとイラっとしませんか? 今回はこの「価格未定」の体験談をシェアします。
新築マンションの価格は不透明
SUUMOや他のサイトなどで新築マンションの情報を見ると、
- 部屋番号・間取り・価格記載あり
- 間取り・価格記載あり
- 間取り・おおよそ価格記載あり(・・・・万円台)
- 間取り・価格未定
いずれかの記載が多いです。
①は良心的。だけど価格を見ただけで「縁がないな」と早々に諦めることが多い。
②は価格がハッキリしてるし、③は恐らく・・・・円台の後半だろうと推測すれば良し。ただ階はわからないので、「この価格ならいける!」と思っても1階や2階の可能性もある。
④の場合は周りの物件を参考に予想するしかない。
私は3物件のモデルルームに足を運んだけど、③が1物件、④が2物件でした。
おおよその価格の落とし穴
最初に訪問したマンションが③の間取りとおおよその価格が記載されていた物件でした。
1LDKがギリギリ2000万円台の価格でした。いろいろ入れたら3,000万円超えるな~なんて考えながらモデルルームへ行くと、見せられた価格は3,000万円台後半。
どんなカラクリかというと、SUUMOに記載されてた2,000万円台のお部屋は既に契約済み。希望する1LDKは高層階のギリギリ3,000万円台と中層階の3,000円台半ばしか残ってなく、中層階のお部屋はキッチンが使いづらそうな配置だったので、担当者も強引に高層階を勧めてきた。
期待していた価格と1,000万円も違うなんてテンション下がりますよね。
新築マンションの価格表とは
価格が未定のマンションはモデルルームに訪れて、初めて価格と対面します。
それが「価格表」。
価格表は全てのお部屋の間取りタイプ、価格がまとめて記載されているリストです。でも全てのお部屋の価格を見れることはなく、その時に売り出している部屋だけ価格が見えるようになっています。
デベロッパーによって文言は違いますが、価格が公開されてる部屋以外は
- 成約済み
- 商談中
- 次期分譲
このような記載になっています。
2物件目は希望の間取りが2階と高層階の2部屋しか公開されてなく、正直なところ2階でも予算オーバー、そして高層階は背伸びしても手の届かない価格でした。
価格未定、恐ろしすぎる・・・
でも中層階だったらいくらなんだろう、という好奇心が芽生えてしまいダメ元で担当者に質問してみると、ハッキリは言えないけど1階上がるごとに50万円くらいプラスになるイメージだと教えてくれました。
価格未定は時価なの?
私が購入したマンションも価格未定でした。販売が最終期のマンションだったので希望の間取りは1部屋しかなく、価格表はその部屋しか公開されていません。
事前に価格未定にいて調べていました。
“「価格未定」にすると購入者の反応を見て価格を決めることができる”
ただ、私はこのマンションがInstagramに過去に1度だけ部屋番号と価格を投稿しているのを見てました。この金額は参考になりますよね。
2物件目で聞いた1階上がるごとに約50万円プラス。そのマンションと大体同じ平米数だけど価格帯は少しお買い得なエリア。
それなのに、計算すると1階上がるのに55万円以上プラスになる計算。
Why?
やられましたわ・・・。竣工前に完売する勢いの物件。最初に購入した人たちより上乗せされてるのね。値引きも一切できないと超強気。
はいはい、この物件を早く見つけられなかった私が悪いんですよ。
そう自分に言い聞かせて提示された価格で契約したケイティでした。
購入後だけど価格未定に思うこと
新築マンションの業界では「価格未定」の広告が当たり前になってるけど、こんな不透明なやり方が正しいのでしょうか? 悪しき風習ではないですか?
同じ物件に「お得に買えた人」と「割高で買った人」がいるなんて平等ではないですよね。
最初から価格をしっかり公開して、その価格に責任を持つべきだと思う。それで売れないのなら、市場調査が不足していたということ。消費者にばかり負担を強いるのはどうなのかな?
何十年後は「価格未定」がマンション業界からなくなることを強く望みます。
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