こんにちは46歳で新築マンションを購入したおひとり様のケイティです。
元FPにもかかわらず保険分野が苦手な私が、新築マンション購入時に契約した火災保険と地震保険の内容をシェアします。
火災保険はまた別の話かもしれませんが、FPの講義で「自分で資産形成できる人は保険は不要」と聞いてから、個人年金保険も医療保険も全く契約していませんでした。子供もいないので生命保険ももちろん未加入です。賃貸で強制的に契約させられた火災保険と義務化された自転車保険くらい。
そんなわけで、削ぎ落しまくった契約をどうぞご覧くださいませ。私が教えてもらった火災保険の基礎もまとめてますので、保険が苦手な人にも読みやすいかと思います。
わからないなら専門家を頼ろう!
新築マンションは入居の3ヵ月ほど前に入居説明会が開催されます。デベロッパーさん、司法書士さん、管理会社さんなどから頭が混乱するくらい多くの説明を受けます。その中に火災保険の代理店さんもいて、一通り説明をしてくださり、おすすめのプランを提供してもらいました。
しかし、疎い私が見ても「過剰」なプラン。
自分で探すか・・・
と取り掛かったものの、マジでわからぬ! 月日だけが流れて疲れ果てた私は「もう説明会のプランにしようかな?」と妥協しそうになりましたが、そこで思い浮かんだのが住宅ローンをお願いしている銀行の担当者さん。
さっそく火災保険を相談したい旨を電話すると、火災保険は基本的に引渡日を実行日にしたらよいので焦らなくても大丈夫だと。金銭消費貸借契約の日に相談に乗ってくださることになりました。
当日は丁寧に説明をしてくださり、私が気になっていたソニー損保と、大手2社に絞って、いろんなパターンで見積もりを出してもらいました。
最終的にソニー損保に決めましたが、銀行の店頭では申込ができないため自宅に帰ってからネットで申し込み完了!
金消契約と保険の相談で3時間以上も私にかかりっきりなってしまい心苦しかったですが、感謝の気持ちでいっぱいです。
Whyがいっぱいの火災保険シュミレーション
入居説明会で紹介されたパッケージプランではなく、フリープランで必要な保障だけ選ぶタイプです。
火災保険は建物の構造や地域などで保険料が変わります。当然ですが燃えにくい建物の方が安くなり、自然災害の影響を受けやすいい地域は高くなります。
銀行の人が同じ条件で3社のシュミレーションを作ってくれている時に、1社だけ保険料がとても高くて、その原因は地域を間違えて「東京」にしていたからでした。地震保険が倍近く違っていることに驚きです。
建物の面積は内法面積を採用するので、少し狭めになります。
内法面積:壁の内側から測った面積
壁芯面積:隣家との間にある壁の中心から測った面積
建物の保険金額が自動計算されるのですが、ビックリな金額が表示されます。3,000万円以上の物件が1,000万円以下!
でも安心してくださいね。マンションの物件価格は共有部(躯体も)や土地の占める割合が多いそうです。簡単に言えば、私の専有部というのは壁紙から内側ということになります。
保険は家財にも保証をつけることでき、家族構成や年齢で目安となる保険金額が変わります。私のような独身で40代は300万円と出ました。
建物と家財の分け方
建物・・・建物に付いているものも対象にになる。
畳、エアコン、浴槽、システムキッチンなども。
家財・・・建物内に収容される家財一式。
家具・家電、食器、貴金属など。
地震保険は火災保険の保険金額の30%~50%の範囲内で設定されます。
建物の火災保険の保険金額が1,000万円の場合は地震保険は300万~500万円、家財300万円なら90万円~150万円になります。
契約した火災&地震保険の内容公開
- 火災、落雷、破裂、爆発
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火災保険では必須。家財も契約。
- 風災、ひょう災、雪災
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高層階なので飛散物による損害の可能性が低いのと、雪害が起こる可能性は低い地域のため。
- 水災
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高層階なので床上浸水の可能性は低い。
- 水漏れ、外部からの物体の衝突
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新築マンションなので今回の契約では見送り。
- 盗難
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各戸にセキュリティシステムが備わったマンションなので不要。
(そもそも高価なものは置いてないし) - 地震保険
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火災保険金額の50%。家財も契約。
唯一付けた特約は臨時費用保険金保障特約。補償対象となる損害を受けた時に、損害保険金にプラスして臨時費用保険金が支払われる(私の場合は損害保険金の10%分)。
これは銀行の人が強めにお話してくだった特約です。もし火災が起こったとしたらお部屋を修復しますよね。その間に泊まる宿泊費などをカバーすることができるのです。使い道は自由なので、使い勝手の良い特約だと思います。しかも私の場合は5年分で200円以下のお支払いでOK!
いろいろな割引があります
私が契約したソニー損保の例になりますが、条件により保険金額の割引を受けることができます。保険会社によって違うかもしれないのでパンフレット等をご確認くださいね。
地震保険の割引制度
下の表の中から1つの割引が適用されます。
割引の種類 | 割引率 |
---|---|
免震建築物割引 | 50% |
耐震等級割引 | 耐震等級3 50% 耐震等級2 30% 耐震等級1 10% |
耐震診断割引 | 10% |
建築年数割引 | 10% |
築年数割引は昭和56年6月1日以降に新築された物件が対象なので、適用される方が多いのではないでしょうか。
証券ペーパーレス割引
保険証券や約款を発行しない事に同意すると、基本保障の保険料を3%割引してくれます(上限500円)。
紙書類をなるべく削減していきたかったので、とてもうれしい制度です。サイトにアクセスすればマイページからいつでも見ることができるので全く困りません。
契約から1年経って思うこと
以上の契約で、5年分の保険金額は20,000円台。賃貸の時よりも安いから逆に不安になりました。
1階や2階の場合は風災や水災などの基本保障をプラスすることになるので、もう少し高くなったはずです。また、お子様がいるご家庭だと破損・汚損や個人賠償責任保障特約を付けた方が安心ですが、私の場合は単身だから無理につけることもないと。
最後まで迷った水漏れは次回6年目からの時には追加すると思います。他のお部屋の方にもご迷惑をかけてしまいますからね。
ちなみに火災保険の家財は300万円ではなく150万円(地震75万円)にしました。家財をつけると結構上がりまよ。でも保険料の問題だけでなく、お部屋の中を想思い浮かべた時に家電や家具がそこまで多くないことに気づいたんです。
万が一に備えるのは大切なことですが、コツコツ貯蓄&投資で揺るがない生活基盤を構築する方が私の性に合っているようです。
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