このブログにたどり着いてくださったということは、現在マンションの購入を迷ってますか? うんうん、わかります!私もそうだったから。マンション購入で人生が傾いてしまうのでは・・・なんて考えたことも。でも今回は「安心して!」と全力で叫び続けることにします。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で購入した新築マンション。46歳、独身、しかも年収は300万円台。
昨年の今頃、正式な売買契約を締結。それから喜びと不安が半々の日々。振り返ってしまうと内金を放棄して契約を辞退してしまいそうで、懸命に前だけを向いて歩き続けていた気がする。
あれから1年。47歳にして人生で一番目まぐるしい変化を経験した。入居してから半年以上経過したところだけど、金銭面や心理的な負担は今のところ特に感じることなく順調に生活できてます。
ここからは私がマンションを購入したからこそ味わえた「幸せ」を小さなものから大きなものでピックアップしてご紹介していきます。
堰を切ったように出ていくお金もすぐに止まる
マンションの契約を境に猛スピードでお金が出ていきます。
私の場合は6月の初旬に契約して9月の初旬に引渡しという超過密スケジュールだったため、少々記憶が前後してたり曖昧だったりするかもしれないけど、クレジットカードの明細や通帳を見ながら思い出していきます。
今回はリスト形式で書き出していくけど、この件は話したいことがワンサカあるので後日投稿するようにしますね。
- 手付金
- 引越し代
- 家具・家電など
- 火災・地震保険
- マンションの頭金
- 内祝い
46年間の人生でココまでお金を使ったことがないから、クレジットカードの履歴や通帳を見るたびに涙が出そうだった。
久しぶりに通帳の数字が増えた11月、本当に本当にうれしかった。やり切った感だな。
でも大金をはたいたから今の生活がある。あの〇千万はなかったものとして、初心に戻りコツコツ貯めております。
意外!親孝行ができたみたい
前から母にはいつか家を買いたいと話していた。30代の頃は「そんなこと考えないで早くお嫁に行きなさい」と言っていたけど、さすがに40代に入ると「家賃払い続けるのももったいないからね」に変わった。でも夢物語だと思われていただろうな。
1件目のモデルルームへ行く前に電話をした。やっぱり心配だよね。「慎重にね」と何度も言われた。そして3件目で今のマンションに出会い当日に仮契約。その日は帰りも遅くなり電話で場所、間取り、物件価格だけ報告した。
翌日は平日で仕事だったけど会社から直接実家へ帰った。(実家は会社から電車で30分程の距離なので割と近いんです。)
資料も全部持参して両親に説明。初めて自分の財産の事も話し、それに基づく返済計画も説明。
自分がやっていけると思うなら良いんじゃない?
とあっさり賛成してくれたものの、大きな負債を抱える娘を心配してくれてる気持ちも伝わってきた。
けどその両親の反応が変わったのが内覧会に同行してもらった時。
これはいいわ~
これはイイ買い物だわ~
でしょ~(得意気)
贅沢すぎるだろ~
(褒めるの苦手な人)
最近のマンションはこれくらい普通だよ!
(情報通ぶる)
そして母が初めて泊まりに来た日、一緒の部屋で寝たんだけど、
お母さん、これで安心して死ねるわ
(「死ぬ気がしない」といつも言ってる人)
とポツリ。やっぱり40過ぎて根無し草な娘を案じてたんだよね。知らぬ内に親不孝をしていたんだな。結婚して孫の顔を見せるのが一番の親孝行だとわかっていたけど、それを叶えてあげることができず申し訳なく思っていた。
今できる最大の親孝行は旅行をプレゼントするなどではなく、私が幸せに生きている姿を見せて両親に安心してもらう事だと、マンションを購入した事がきっかけとなり気づくことができた。
将来に向けての計画が立てやすくなった
元FPの有資格者だった私は(更新には時間も頭もお金も使うので、証券会社を退職後の更新時に退会済)、老後に向けてのシュミレーションをしていた。
日本年金機構のねんきんネットによると、65歳から私が受け取ることができる年金は13万円台(涙)。住み心地の良い賃貸で暮らしたいなら、毎月蓄えを崩していかなくてはならない。これがマンション購入の動機の一つでもある。
7万円以上の家賃を払いながら、定年までにいったいいくら貯めないといけないのか・・・
賃貸の家賃は「掛け捨て」、持ち家の住宅ローンは「積み立て」。その通りだと思う。
マンションを購入した事によって、一番のネックだった家のお金が確定。管理費・修繕積立金、固定資産税、専有部の補修も含め、「将来必要な資金」「毎月必要な住居費」の目処がついた。
私の場合は収入が少ない故、毎月の返済を抑えるために頭金で資産の多くを使ったから、本当に一からの出直し中です。
スプレッドシートで生まれて初めて資産管理表を作り目標を設定して、毎月末に集計して目標までの進捗状況を見える化しました。
住宅ローンは65歳までの18年で組んでるけど、目標は60歳までに完済すること。残存10年を切ると住宅ローン控除がなくなるので、8年で全額返せるのが理想なんだけどね。ちょっとキツイかな(-_-;)
まあ、ボチボチ頑張っていきますか。
「安心」を手に入れた
マンションを購入した事で3つの「安心」が同時に手に入れることができた。
- セキュリティ
- 自然災害への備え
- リタイア後の生活環境
セキュリティー面は40過ぎてても一応Ladyだし、おひとり様だし、マンション選びのチェックポイントの一つにしてる人も多いのでは?
今の新築マンションは当たり前のようにハイレベルなセキュリティが備わってるから、女性の一人暮らしとして心強い。エントランスのオートロックはもちろんの事、エレベーターも連動して降りてきて、非接触キーでエレベーターの扉が開き、自分の階へ直行になります。
専有部にもセキュリティが備わっているので、24時間見守ってもらえる安心。けど・・・機械音痴のため、殆ど使いこなせてない。
自然災害はいつ大きな地震が起きてもおかしくない今、しっかりと備えておきたいところ。私のマンションは1戸ずつに防災セットを用意してくれていて、シューズクロークで待機してます。
共用部の防災倉庫にも非常事態時にライフラインが確保できる発電機や救助セットが備わっているので安心。
在宅避難ができるよう、カセットコンロも用意しておかなくてはと思いつつ、なかなか行動に移せないグウタラ人間です。
リタイア後の生活環境は一つ前の項でも話したんだけど「家」のこと。結婚しないぞ!と決めたら、まだ40代なのに老後の住まいの事が心配で心配で。車がなくても生活できる場所を見つけられて、これまた一安心。
- スーパーは徒歩圏内に3店舗
- 総合病院が近い
- 役所がすぐそば(ベランダから見える)
- 駅チカ
おばあちゃんになったら高齢者用の乗車券を使って遊び倒す予定です。
(年金少ないけどね)
今回はマンションを買って良かったと思うことを4つピックアップしました。本当はもっとたくさんあるんだけど、言い出したらキリがないからね。自分一人でマンションを買うなんて別世界の話だと思ってた。賃貸経験が長かったから、余計に「良かった!」を感じることが多いかもしれない。
マンション購入を迷ってる皆様、正直なところ入居して落ち着くまではすーーーっごく大変です。でもそれを乗り切れば穏やかな生活が待ってます。カセットコンロの購入を半年経っても実行しないグウタラ女の私でもマンションは買えたので、真面目な気持ちで取り組めばOKですよ!
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