【住宅ローン変動金利5年ルール】とうとう0.1%上昇した返済予定表が！

こんにちは、46歳の時に単身でマンションを購入したケイティです。7月2日に住宅ローンを組んでいるイオン銀行からメールが届きました。

件名：ご返済予定表（PDF）【住宅ローン】

変動金利の店頭金利を0.1％上げたとニュースで情報は仕入れていたものの、実際に返済予定表で金利のある世界を目の当たりにした瞬間は凍りつきますね。そのあとは妙なソワソワ感。

『住宅ローンの変動金利』VS『私』の戦いの始まりだ。

マイナス金利解除後もまだ金利を上げていない金融機関もありますが、いずれ上がることは予想できますよね。その日のために今回の記事が参考になればうれしいです。私のようにソワソワしてる人は最後まで読んでみてくださいね！

変動金利の5年ルールとは

金融機関は変動金利を半年ごとに見直します。5年ルールとは最初の5年間は毎月の返済額を一定にすること。

今回のイオン銀行のように0.1％金利が上がったとしても、適用金利は変わりますが返済金額は5年間変わりません。変わるのは毎月の元本と利息の割合。

金利が0.1％上昇するとそれだけ毎月支払う利息も増えるので、返済額を変えないなら元本の支払いを減らすことになります。

とういうわけで「返済額が変わらないから安心」ではなく、返済を先送りしているだけなのです。

※金融機関によっては5％ルールがない場合もあるので確認をしてくださいね。

変動金利0.1%上昇を実際の数字で見比べよう

まず最初に私の契約した住宅ローンについてまとめたものを。当初0.48%でしたが2024年7月分より0.58％に適用金利が変更になります。

月々の返済は「5年ルール」の適用により、返済開始から5年間は53,167円を維持。それでは0.48％から0.58％に上がった場合の元本の減り方、利息負担がどれくらいになるか、比較してますのでご覧ください。

0.48％→0.58％の元金分・利息の差

	0.48％（見直し前）		0.58％（見直し後）
	元本	利息	元本	利息
7月	48,963	4,204	48,087	5,080
8月	48,983	4,184	48,110	5,057
9月	49,002	4,165	48,133	5,034
10月	49,022	4,145	48,157	5,010
11月	49,041	4,126	48,180	4,987
12月	49,061	4,106	48,203	4,964
合計	294,072	24,930	288,870	30,132

0.48％→0.58％の返済後残高の差

	0.48％	0.58％	差額
7月	10,462,483	10,463,359	＋876
8月	10,413,500	10,415,249	＋873
9月	10,364,498	10,367,116	＋869
10月	10,315,476	10,318,959	＋865
11月	10,266,435	10,270,779	＋861
12月	10,217,374	10,222,576	＋858
合計			＋5,202

0.1％の上昇は半年間で5,202円分の利息が増え、その分の元本を将来に先送りすることになりました。

比較直後はそう思った。
が･･･、金利の見直しは半年ごとにやってくる。「5年ルール」適用中にまだまだ上がる可能性があることに気づいた。

動く時が来たようだわ。

無理のない繰上げ返済を！

ご家族のいる人は慎重に考えてほしい繰上げ返済。しかし私は単身者なので私の都合だけでOK。

大きな出費の予定はなく、仕事も心身も安定している。マンション購入と同時に株式等の投資をかなり減らしたにもかかわらず、残した銘柄が頑張ってくれたおかげで想定以上に資産が増えてうれしい結果に。

当初は住宅ローン控除の関係で8年目までは繰上げ返済はする予定がなかった。けど経済は刻一刻と動いている。特にここからは大きな変化が始まりそうだしね。

“繰上げ返済よりも運用に回す派”の人には鼻で笑われそうだけど、私はやっぱりこう思う。

というわけで、さっそく繰上げ返済を実行することに。繰上げ返済の内容とbefore＆afterは次のブログで！

最後までお付き合いいただき、
ありがとうございます。
このブログが皆さんの
Well-beingな暮らしに役立てますように！

ケイティより