1ヵ月くらい前からプラスチックを減らす生活を始めてます。
プラスチックのほとんどは分解されず、自然界に還ることがことができないので環境問題になっていますよね。日本は一人当たりのプラスチック排出量が世界2位。ラップを使っては捨てるたびに「良くない事してるな・・・」と罪悪感のようなものがありました。
脱プラ生活を始める直接のきっかけは、仕事で「腸」の勉強会に参加したこと。マイクロプラスチックが人体に有害であることは何となく知っていましたが、腸内環境への影響を詳しく聞いたことで「マジでやばい!」と即座に見直しを図りました。
改めて家を見渡してみると、プラスチックに依存しすぎていて驚愕でした。人間が便利に生活ができるように作り出されているので、すべてを見直すとストレスになることは目に見えています。もちろん、まだ使えるものを買い替えるのは本末転倒。ということで無理のない範囲で徐々に脱プラを進めていくことに。
晒しの可能性は無限大
私は一人暮らしなので、ご飯を多めに炊いてラップに包んで冷凍保存するのですが、まずここから見直しました。購入したのは晒し。食品に触れるものなので残留漂白剤の心配がない無漂白のものを選びました。

使い方はとても簡単。ご飯を包める大きさに晒しをカットして、使い始めは煮沸消毒します。ご飯を包むときは晒しを濡らしてから。そのまま袋に入れて(この袋はもちろん使いまわします)冷凍します。

食べる時は、晒しに包まれたご飯をそのままお茶碗に乗せてレンジでチン。晒しが水分を含んだまま冷凍されているので、温められたご飯はふっくらとしています。驚きなのは、晒しにご飯粒がくっつかないこと。するっとお茶碗に移せるのが最高に気持ちいい!

使い終わった晒しは手洗いして干して置き、まとめて煮沸消毒して再利用。使うたびに柔らかく使いやすくなってきます。
ご飯を包むだけでなく、洗った野菜の水分を取ったり、葉物野菜を濡らした晒しに包んで冷蔵庫で保存したりと大活躍。食器洗いもスポンジもストックがなくなったら、晒しに移行していく予定です。
スタイリッシュなガラスの麦茶ポット
夏は冷たい麦茶を冷蔵庫に常備してます。何年もプラスチックのボトルを使ってましたが、くすんで劣化していたので耐熱ガラスのボトルに買い替えました。

耐熱ガラスのボトルに替えて良かった点は、煮出した麦茶を冷まさずガラスボトルへ移せること。私はマルチポットをやかん替わり使っているので、麦茶を作るとしばらく使えなくて不便でした。
耐熱ガラスは食洗器にも対応しているので取扱いがとても楽。プラスチックと違ってツルツルしているから、手洗いでも着色をきれいに落とせます。
私はiwakiの1,000mlの耐熱ガラスボトルを購入しました。決め手はガラスの持ち手と蓋の上部がステンレスで、見た目がスタイリッシュだったこと。使ってて気分が良いし、友人からも「褒められ麦茶ポット」です。
省スペースなステンレスハンガー
洗濯乾燥機のお世話になることも多いですが、お天気の良い日は外干しもします。以前は洗濯罪に挟むタイプのプラスチックハンガーを使ってましたが、おそらく10年程使っていたので最近はポロポロとプラスチックの粉が・・・。丁度買い替え時だったので、ニトリのステンレスハンガーを選びました。

挟むタイプのステンレスハンガーがあれば良かったのですが、構造的に無理ですよね。でもうちの竿はハンガー掛けがついてるので、挟めなくても問題ないかな?ってことでニトリを選びました。
シンプルな形だけど滑り止めがあるので、上の方の階で干していても洗濯物が落ちたことはありません。驚いたのは収納時。プラスチックのハンガーは丸みがあったので嵩張っていたのですが、同じ本数なのに収納ケースがスカスカに。3分の1くらいになったんじゃないかな?
ステンレスは耐久性が高い素材なので、長く使えることを祈ってます。
失敗編
実はニトリでもう1種類ステンレスハンガーを購入していました。けれど洗濯物が2回も落ちてしまったので外干し使用は断念。肩の部分がなだらかで服の形が崩れないから、クローゼットで使用しています。
保存はガラスorホーロー容器に
前からガラス製とホーローの保存容器は持っていたのですが、取り扱いが楽な100均で購入したプラスチック容器ばかり使っていました。これも一区切りつけて、プラ容器は全て手放しました。

ガラス製もホーローも使い始めたら使い勝手が良い。着色汚れの心配もないし、食洗器で洗える(これ重要!)。ホーローはそのままガスコンロで火にかけられるのも便利。
今は暑くてお弁当をお休みしてるけど、秋になったらガラスの保存容器をお弁当箱にしてもいいかも。レンジで温められるので美味しく食べられるから、少々重いのは我慢できそう。
パッケージを気にしてお買い物
スーパーでお買い物をする時、同じ商品でプラの容器と紙の容器があるなら、紙の容器を選ぶようにしました。
毎日食べているもので言うと納豆。納豆の容器は商品トレーとして回収できず、プラごみになりますよね。私はイオンプライベートブランド「BEST PRICE」の国産中粒納豆の豆の大きさが大好きで何年も食べていたのですが、残念なことにプラスチック容器なんです。私のプラごみの半分はこの納豆の容器とヨーグルトの容器で占められている状態でした。
泣く泣く別れを告げ、紙のカップに入ったタカノフーズさんの「おかめ納豆」を購入しています。粒は小さくなったけど美味しくいただいてます。タカノフーズさん、中粒の紙カップタイプを出してくれないかな?

他にもボトル物でペットとガラスがあるならガラスの方を選ぶなど、環境に配慮したお買い物を心がけるようになりました。その結果、大きく変わったのはゴミの量。プラのゴミ袋がいつまでたっても一杯にならないの! どれだけ環境に悪い生活をしていたのかと反省しました。
今後取り組みたい脱プラ
冒頭で書いた通り、使えるものは役目を果たせなくなるまで使ってから買い替えをしていきます。使用頻度の高いもので考えているのは次の3つ。
- 洗濯ばさみ、ピンチハンガーをステンレス製へ
- 歯ブラシを竹製へ
- まな板を木製へ
現在使ってるものより使い心地が悪かったり、取り扱いが面倒になるかもしれないけど、それはプラスチックが私たちを楽に快適にしてくれていただけ。環境に配慮すことや健康なカラダ作りは「楽」に勝らないといけない。今からでも遅くない!と信じて、少しずつですがマインドも生活もチェンジしていきます。
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